大好きな主婦ブログ本
主婦が書いたブログ本を良く読みます。
特に好きなのが、物を極力持たずにシンプルに暮らす主婦の本。
ご夫婦に二人のお子さんという、4人家族にしては小さめの2LDKの部屋に住んでいます。
あえて狭い部屋に住むことにより、厳選した家具や衣類のみを持ち、ミニマムかつシンプルに暮らす豊かな生活を提唱しています。
確かに部屋の写真を見ると広々としていて、掃除もしやく住みやすそうです・・・3LDKのマンションを購入してしまった自分は判断を間違えてしまったのでしょうか。
でも良く読んだら平米数は59㎡とのことでした。うちは55㎡なので、うちの方が狭いです・・・あえて狭い部屋を選んだわけでは無いので、なんとなくちょっとへこみます。
この主婦が出版した本はたくさんあるのですが、その数冊はあっちゃんのお友達が編集をされているそうで、他にもいろいろなインテリア本などを手掛けられている有名な方とのことでした。
その方、自分が不在の際に遊びに来られたこともあるそうです。後で知って驚き、うちのインテリアに対してのコメントがあったかどうか聞いたのですが「とくに無かった」とのことでした。インテリア本に紹介してもらえるかもとぬか喜びしたのですが・・・あえて選んだわけではない狭いうちの部屋には、何が足りないのでしょうか。
そういえばブログ本に紹介されていたエピソードに、お子さんからの手紙を壁に貼っている、というものがありました。
余裕が無くなりお子さんへの口調がきつくなった時に見るそうです。持たない暮らしでも、こういうのは置いておく様子です。
でもその手紙の内容が「ママの味方だよ、もう泣かないでね」というような内容でした。子供の前で夫婦喧嘩して泣いてしまったのでしょうか。
そう思うと、「余裕が無くなったときに・・・」というのは建前で、実は旦那さんへの戒めの為に貼っているのかもしれません。しかもそれを書籍に載せてしまうなんて、どんな内容の喧嘩だったのでしょうか。
うちのインテリアに足りないものは、こういう家庭内事情を分からせるオープンさなのかもしれません。今度壁一面に飛び散った赤ワインの染みを残してみます。
そしてこちらのお子さんは、果物は入浴時に食べさせられているとのことでした。
服が汚れるし、なによりお子さんたちが喜ぶそうです。
アマゾンレビューでは「しつけがなっていない」とか「下品」とか散々叩かれていましたが、確かに楽しそうだし、ちょっと優雅な気さえもします。あと、風呂に浸かりながらおにぎりを食べるという浜崎あゆみのことも思い出させます。
このことを友人のひとりに話すと「うちも同じだった!」と言っていました。
でもよくよく聞いてみると、入浴時ではなく単に風呂場で食べさせられていたのことでした。
汚れるからという理由で・・・目的に、楽しさは無かった様子です。
さらに果物だけではなく、カニも風呂場で食べさせられていたとのことでした。
この友人は新潟出身。むかし丁稚奉公が土間で食事を採っていたように、新潟には子供は風呂場でカニを食べるという風習があったのかもしれません。