おうち焼肉

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あっちゃんとホットプレートを買う買わないでもめている。

 

うちにはホットプレートは無く、カセットコンロもない。

その代わり、卓上IHがあり、鍋をするときはその上にルクルーゼの鍋を置いて、水炊きやすき焼きを楽しむ。

 

もともと鍋も出来る深い形のホットプレートがあったのだけれど、どうしてもルクルーゼで鍋がしたかったので、手放してしまい、そのIHのを買い求めたのでした。ルクルーゼに、とにかくはまっていた頃に。

 

そして昨年、住宅エコポイントの残りを使って南部鉄器のグリルパンを入手。さっそくIHで焼肉をしたところ、煙がすごくて床に油がみっしりとくっついて、驚愕してしまった。ちょうど24時間換気の、風が抜けるところにもう、みっしりと・・・。

 

掃除するのが大変だから、ホットプレートで焼肉をするのは嫌、とあっちゃんに伝えるも「だったら僕が床を拭くから!」と強く訴えられた。

なんでも友達のお宅に呼ばれた時に、小さなホットプレートで焼肉をしたのがたいそう楽しかったらしい。

 

それでも掃除がなあ・・・と思うも、焼肉は食べたいので、じゃあコンロでやりましょうということになった。

 

夏野菜に牛肉、サンチェとキムチ、そしてこんにゃくも用意してもらう(うちの実家では鉄板焼きにこんにゃくはマスト)。

コンロの前に椅子を持って来て、グリルパンを熱し、空いた場所に受け皿やグラスを置いて、どんどん焼いて食べる。

 

この、コンロでの焼肉・・・コンロは火力が強いし、強力に煙と油を吸い取ってくれる換気扇が真上にあるという、焼肉にとっては非常に合理的な場所。

冷蔵庫にも手が届くので、座りながらビールを取り出して飲んだり、非常に楽しい。

 

ただし、非常に、貧乏くさい。おしゃれでもない。ほっこりもしない。

 

・・・やっぱりホットプレート、買おうかな。

房総半島へ旅行(というよりは・・・)

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房総半島へ旅行。

 

大阪から転勤して住み始めた先で通い始めたジム、そこで知り合った友達と共に、総勢4名で。

全員が家族や子供がいるアダルトメンバー、年齢も自分がかなり低いけれど、それでも気兼ねせず楽しく遊んでもらっている。

 

このメンバーでの良いところは、全員が全員たくさん飲んで食べること、ファミリーカーを持っているので車での移動が出来るところ、安くてお得な旅行先を選んでもらえること、道の駅などで買い物が出来るところ。

 

そして、メンバーのFさん(女性)が、毎回なにかしら「どこそこで揉めた話」をしてくれるところ。

 

子育ての難しさや、店先でのトラブル、通っているジムのほかの客とのケンカ等・・・大変気の毒ではあるけれど、大体の話が協調して「分かる、それムカつく!」という話ばかりだし、そして大体がどこか笑ってしまう話なので、毎回楽しみにしている。

 

今回はとある大手フランチャイズ料理店「○○庵」を電話予約したら、電話口で店員にとてもぞんざいな扱いをされたので怒ったら、店員が泣きはじめてしまったという話。

 

その店員、受話器を放り出しているのか、電話は途切れずにわんわんと泣く声が聞こえ続け、そのうち違う店員らしきおばさんの「○○さん~どうしたの?!何が起こったの?!大丈夫なの?!」というひどく驚いた声が聞こえて来たそう。

 

泣きながらもその店員は「お客さんにひどい事言われて・・・」と有る事無い事言いながら泣き続ける声が聞こえ続け、最終的に電話を切られたとのこと(恐らく、通話中とは知らずに、そのおばさんに受話器を置かれたのでしょう)。

 

仕方ないので再度電話をしたらそのおばさんが電話に出たので「あなたさっき、泣き出した方の傍にいた方よね?だったら説明しなくても分かると思うんですけど・・・お宅のお店、どうなってるんですか??」と怒って店長と話して、ちゃんと予約出来ました、という話。

 

自分もいろいろお店の対応と揉めたりしたことはあるけれど(近いところでハワイアンリゾート)、ここまでのとんでもない話は無いので、非常に気の毒ではあるけれど、泣き声とテンパったおばさんの声を聞かされながら放置されるFさんを想像して、大爆笑してしまった。

 

肝心のホテルは曇ってはいたけれどオーシャンビューで、それを眺めながらの温泉は最高に気持ちが良かったし、途中で寄った海鮮料理や、めずらしい千葉ラーメン、道の駅での買い物など、とても楽しかった。

 

でも最終的にはFさんの話が、一番印象的でした。

さかいゆうのライブ

さかいゆうのライブへ。

 

新しいアルバム中心のセットリストで、「今回のアルバムは、ライブの為に作られたのかも?」と思わせるくらい、全ての曲がライブになると本来の良さがさらに伸びて、ものすごく恰好が良かった。

もちろん爆音で激しいのだけれど、それでも会場全体を包む優しい感じは、さかいゆう本人とそのファンたちによるものなんだろうなあ、と思う。

ライブはもちろん演奏を聴きに行くものなのだけれど、その空間をまるごと楽しめるところが、すばらしいのだと思う。

 

その空間に身を委ねていると、「この世にはつらいことなんて、実はまったく無いのでは?」と思ってしまう。

この日、朝からスパークリングワインを開け、赤羽の「いこい」でまた飲み、このライブの後はあっちゃんの家に行ってまた飲むだろう。

そんな幸せがこのまま一生続いていくのかもしれない。そんな錯覚に陥ってしまうような、そんな素敵なライブだった。

もちろんそんなことはありえないし、これからもつらいことなんて何度もあるだろうけれど、自分はそんな「錯覚」のおかげで生きながらえているのでは、とも思いました。

 

そんな、さかいゆうのライブでした。

銭湯へ

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出張のついでに実家に寄る。

 

実家に泊まる際は、銭湯に行くことにしている。

自転車で5分くらいのそこは、少し古いけれど、サウナもスチームバスもあるし、ちいさな露天風呂まである。

近所だし大阪の片田舎なので、ヘンな短パンに古着のTシャツで行ってしまえるのも、うれしい。

 

この日も母親に出してもらった、義父の古いサンダルを借りて、スーパーの袋にタオルと石鹸を入れて自転車で出かけた。

もう少しで着くという頃、急に右足に違和感を感じて、何かと思って足を見たら、サンダルの前半分が取れて無くなっていた。

たまげてしまって思わず自転車を止め、来た道を後ろを振り返ると、取れて無くなったサンダルの前半分がぽつんと落ちていた。

サンダルのウレタン部分が傷んでいたのでしょう・・・茫然としてしまって、「ハイヒールのかかとが折れてしまった女性の気持ちってこんなのかしら」、と思いながらとりあえずそのままで銭湯に到着。

 

ヘンな短パンにヨレヨレのTシャツ、使い回しのスーパーの袋を下げて、前半分の無いサンダルを履いて歩く・・・こういうおじさん、公園とか川沿いの高架下とかで良く見るっけ・・・自分がそんな姿で育った町を歩くなんて、人生何があるか分かりません。

 

帰って母親に話すと「ほんだらサンダル、ほかしてきたん?」と聞かれた。いや、さすがに裸足では歩かないから。

ティラミスを作る

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Wくんの誕生日ということで、ティラミスを作る。自分で作ることが出来る、唯一のケーキ。

 

柔らかく練ったクリームチーズに砂糖を入れ、七分立てにした生クリームと合わせ、スポンジに濃いコーヒーを含ませたものを挟んで最後にココアパウダーを振り入れておしまい。

 

マスカルポーネチーズではなくクリームチーズだし、スポンジはカステラを代用しているし(なのでコーヒーに砂糖は入れない)、ひどく手抜き・・・簡単なレシピ。

 

ただ、ブランデーを少し入れているし、必ず作って一晩冷蔵庫で寝かせるので、ちょっとリッチなクリームになる(と思う)。

 

そしてココアパウダーもあらかじめはたいておき、クリームの表面にほんのりと溶かすのがコツ(コツ、というものでもないけれど)。

 

このティラミスはもともとアメリカに住んでいた時に作ったのがはじまり。

その当時お付き合いをしている方の家に居候をしていて、その方にラザニアと間違えられて電子レンジで溶かされたという思い出がある。

ティラミスの味に似た、甘くてほろ苦い思い出。

 

・・・どこか間の抜けた思い出でもある。

スーパーのお寿司

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急にお寿司が食べたくなる時がある。

 

それはカウンターのきちんとしたお寿司でも、回転寿司でもなく、スーパーのパックに入った、あのお寿司。

 

もちろんお店のお寿司の方が、だいたいおいしい。それはそれで食べたい時はあるのだけれど、スーパーのあのパックのものとは欲求の種類が、なんだか違う。

 

たぶんちょうど良い値段と量が、パックになって用意されているからだと思う。

 

お店では「何を食べよう、どれぐらい食べよう」と迷い考えるのが楽しみ。

でもパックのものは、それが無い分手軽。

 

お店(回っていない方)で板前さんに「適当にいくつか握ってちょうだい!」と小粋に言うのもいいかもしれないけれど(言ったことないけど)、金額的に考えて、やっぱりスーパーのパックほど気軽でかわいらしいものはない。

 

きのうはスーパーでキムチと豚肉を買い、ジムのあと豚キムチを作って納豆と卵にくぐらせて食べようと思っていたのに(奇妙だけれどおいしい)、エアロバイクに乗っている間につい見てしまったテレビがお寿司の内容だったために、シャワーを浴びて濡れた髪のまま再びスーパーへ。パックのお寿司を買いました。

 

糖質ダイエット中のお話です・・・。

古本屋

ブックオフに行った。ちょうど改装中だったみたいで、でも掃除しながらもお店は開けていた。

Casaのバックナンバーを購入。去年の秋のもので、100円。自分はやっぱり、雑貨より食より、インテリアの方に目が行ってしまう。購入したものも、いろいろなおしゃれ自宅紹介、というもの。

でも最近のインテリア雑誌って、中古物件や古民家、もしくは建物そのものがおしゃれで田舎でお金かけているものを紹介しているのが多いので、うちのようなフツーデザインの面白くもないマンションのインテリアってほとんど見かけないのであんまり参考にならないんよな・・・フツーデザイン、快適なのでいいんだけれど。

 

店員がスプレー缶を持って右往左往しているのが目に入ったので、窓でも拭いているんかしら、と思って手にしているものをよく見るとゴキジェットでした。

そういえば、床に良く分からないスプレーを吹き付けたようなスポットが・・・。

急に不安になって、足元を確認しながら店を出ました。