しま食堂のこと

Wくんに誘われて、「しま食堂」へ。

 

代々木公園駅近くの貸しスペースにて、定期的にやっている食のイベント。

おいしいおつまみとお酒を、8人くらい入ればぎゅうぎゅうになってしまうくらいの小さなスペースで、おひとりで切り盛りされている。

 

なのでメニューもそんなに多くない。

 

そんなに多くないので、「全部食べてみたい!食べてしまいたい!」と思ってしまう、大変危険なメニュー。

 

というのも一品一品が、凝った、でも変に力の入っていない、ほっとするようなおいしい料理で、それでもきちんと塩を利かせてお酒に合うように仕上げている、完璧なおつまみだから。

しかもすべてリーズナブル(代々木公園というおしゃれスポットなのに!)。

 

それでもぐっと我慢して、数皿を吟味して注文。やっぱり全ておいしいのだけれど、とくにアボカドとレンコンとセロリの入った春巻きは衝撃的なおいしさで、自分で絶対に真似して作ろう、と思った。

 

外でおいしいものに巡り合うと、食べた後に「どうやったらあんな味に仕上がるんだろう?試しに作ってみようかな?」といろいろ考えてしまう「おまけ」が付くのがうれしい。

そしてこのおまけは、料理を作られる人にだけもらえるものだと思う。そう思うと、料理ってやっぱり本当にすばらしい。