サバラ!

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図書館で借りた西加奈子の「サラバ!」を読み終わる。

 

少年の、その家族の成長を流れるように綴るお話。まるでジョンアーヴィングの小説みたい、と思いながら読んでいたら文中に「ホテルニューハンプシャー」を読むエピソードが出てきて、ああそうか、と思った。

自分がアーヴィングを好きなだけかもしれないけれど、なんてすばらしいセンスを持っているんだろう、この作家!と思いました。

そしてこの小説、自分が中学生の時に読んでいたら、ずいぶんしんどさが減ったのではないかな。あの先の見えない暗くて怖い時期、こういう小説が光になるのでは。

 

そしてきっとたくさんの方々が、このタイトルを読んでまことちゃんを連想するのでは。

 

本を返しに図書館へ。

 

ついでに無印良品へ行く。明日から無印良品週間というセールになるので10% OFF。いま買い物をしている人はきっとそのことを知らなくて、あとで知ったらさぞ悔しいだろうなあ・・・と思いながら店内を見渡す(それを確認する為に行ったわけではありません)。

 

買おうと思っていたルームパンツ(半ズボン)がワゴンに入れられものすごく安くなっていたので、買う。

 

「明日からセールになるのは知ってるけど、きっと誰かに先に買われてしまうので、今買っているんです。明日からセールになるのは知っています・・・」というテレパシーを店中に発信しながら。