Yくん宅で大晦日
大晦日は近所に住むYくん宅で、友達たちと過ごす。
3LDKの広いマンションにひとりで住んでいるYくんは、インテリアにこだわりがある様子で、訪れるたびに何かしらの変化を目にする。
はじめて訪れた際にはリビングのみで生活をしていたようで、他の部屋は放置(リビングに畳んだ布団が置いてあった)。
やがてインテリアに凝りだし、他の部屋に新しい家具を配置してコーディネート。でもなぜか、全ての部屋をリビングにしてしまったので、相変わらずもとのリビングに布団を敷いて寝ている様子で、畳んだ布団がやっぱりリビングに置いてありました。
このマンションはご両親が購入したものらしく、ご両親はもっと大きな一軒家に引っ越したそう。
こんなにリビングばっかり作って、ご両親が見たら「意味分からん!」って怒んないかしら・・・と危惧していたら偶然ご両親が来られて、意外にも「すごくきれいになっているじゃない!」と感動されていました・・・家族のつながりを見たような気がします。
さらにローテーブル(こたつ?)の足のしたに漫画を積み上げて置いて、ダイニングテーブルとして使っているのも見ました。
・・・この地震国・日本になんて大胆なテーブル。iMacまで乗せていました。
聞いてみると、ダイニングテーブルを購入前に使い心地を試しているとか。自分も壁掛け時計の位置を決められず、空き箱のイラストを切り抜いてテープで貼っていたことがありました。
ちなみに積み上げていた漫画は「北斗の拳」でした。きっと長編なので、冊数が多いからでしょう。
大晦日で久しぶりに訪れたYくん宅、この日はトイレのインテリアが変わっていました。
トイレは毎月テーマを決めて変えているそうで、この月のテーマは「となりのトトロ」でした。
トイレカバーやマット、トトロのぬいぐるみも棚に置いてあり、壁にはトトロの画像をプリントアウトしたものが前後左右一面に貼られていました。
恐らくネットで拾って来た画像をA4サイズに引き延ばしたのでしょう、メイもサツキも非常にドットが荒かったのが印象的でした。
こういう狭くて少し狂った感じの場所に閉じ込められてしまったら、人は正気を保てるだろうか?用を足しながらふと疑問に思いました。
すき焼きやちらし寿司を食べながら、みんなでNHKの紅白歌合戦を観戦。
進行がグダグダで楽しめました。
椎名林檎も宇多田ヒカルも素晴らしかったけれど、一番印象に残ったのは坂本冬美の横で踊る菅原小春のダンスでした。
PerfumeやEXILEの対極に位置するような、脈略の無いダンス・・・アバンギャルドというか、ちょっとガンギマリの人みたいでした。
もしこのまま、激しく両腕を振り回し首をカクカクさせながら客席に乱入したりしたら・・・想像しただけで客席の悲鳴が聞こえてくるようでした。
スパークリングワインで年越しを乾杯し、近所の神社へ初詣へ。
近所とは言え、1時間以上も寒い中外にいたせいか、体が冷えてしまい風邪をひいてしまいました。
神様には新年の健康をお祈りしたのですが・・・お賽銭が少なすぎたのでしょうか?