おしゃれ鎌倉

鎌倉へ。何度来ても、おしゃれな町だと思う。それは東京のそれでも、神戸のそれでもない、独特のおしゃれな感じがする大好きな町。

 

そんなおしゃれな町に訪れ、まずは突然の便意を感じておしゃれレストラン「Farm to you」に飛び込みました。

お店の方に席を案内してもらうのも待てず、「まずはトイレに行かせてください!」とお願いして。それほど、切羽詰まっていました(間に合いました)。

さすがにトイレだけ借りてお店を出るわけにはいかなかったので、お昼をいただくことに。

このお店、駅から少し離れているせいか、そんなに混んでおらず、さらにランチが(鎌倉にしては)リーズナブル。

便意を感じなければ、こんなおしゃれなお店に入らなかったかも・・・漏れそうで怖かったけれど、結果的に良かったです。

 

古家具のお店「そうすけ」で食器棚を見たり、「ラフォレ・エ・ラターブル」でおいしいパンを買ったりして、銭洗弁天へ。

初めて訪れるそこは、長く傾斜のきつい坂を上っていくので少し辛く、降りてくるおばさん達は降りるのが楽だからか、とても明るく楽しそうに見えました。

なぜか明るいカラーのパーマにカラーサングラスという方が多いように見えました。鎌倉では今、野沢雅子スタイルが流行っているのでしょうか。

そして思ったのが、鎌倉には犬を連れた方がとにかく多いこと。

銭洗弁天でも手水のところで、柄杓で直接ワンちゃんに水を与えている方がいました。

ペロペロと水を飲むワンちゃんはとてもかわいかったです・・・でも柄杓に口を付けるのはタブー。飼い主にはそれ相当の神罰が下されるでしょう。

 

その後「もやい工藝」へ。自分がイメージする鎌倉の「おしゃれ」をそのまま反映したような、素敵な器のお店。

落ち着いた雰囲気の中、ゆっくりと器を選び、お店の方と笑顔でやり取りをしました。

鎌倉ってやっぱりいいな。安野モヨコが東京からわざわざ引っ越して来た気持ちも分かる。自分も鎌倉に住んで、おしゃれで落ち着いた生活がしたい・・・と思いながらお店を後にしたら、耳に爪楊枝を挟んでいたことに気が付きました。銭洗弁天からここへ来る途中の焼き芋の屋台で、爪楊枝に刺さった試食のおいもを食べたあと、耳に挟んでそのままにしていたのでした(ゴミ箱は無いし、そのままカバンに入れたらカバンが汚れそうで・・・)。

自分はあのおしゃれなお店で、耳に爪楊枝を挟みながら、笑顔で店内をウロウロしていたんだな・・・そう思いながら埼玉に帰りました。自分にはおしゃれ鎌倉より、埼玉が似合っています。