南千住

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連休の2日目は、南千住へ。

 

市川商店という竹かごや、ざるを扱うお店へ。

憧れのぶどう蔓篭バッグもありました。何かの雑誌に松浦弥太郎が愛用していると紹介されていて、その上品な佇まいの美しさ・・・よりも値段の高さに驚きました。

 

そしてその横にあったい草篭バッグを思わず購入。

ぶどう蔓バッグに比べるとずいぶん安いのだけれど、自分の中ではそんなに安く無い買い物。

なのに衝動買いしてしまったのは、良い香りのするい草に魅了されたのでしょう・・・草違いだけれど、高樹沙耶にシンパシーを感じました。

 

ついでに箒も購入。これがあれば掃除機を出すことなく、さっと掃除が出来るので、毎日の習慣にしたいと思います。

・・・たぶん毎日はしないだろうけれど、壁に立てかけているだけでなんとなくオシャレです。

 

その後商店街を散策。この商店街、今まで見てきた中で一番活気が無く不穏な感じでした。

お惣菜屋があり、そこから酔っ払ったおじさんが出てきました。どうやら店の奥は飲みスペースとなっている様子で、見ていると「ここ飲めるよ!飲んでいきな!」と断れない勢いで言われ、入店することに。

しかし店内はやっぱり暗く不穏な感じで、まるで悪い夢を見続けているようでした。

 

ちなみに不穏さで負けていないのが、大阪にある実家近くの長吉商店街。ラーメンを出す喫茶店や、ガラクタしか置いていないようなリサイクルショップ、20年くらい前の黄ばんだ品物のみを扱っている時計屋。

そこでサングラスをかけながら、片手にタバコ、もう片手で巧みにレバー操作をしながら電動車いすで駆け抜けるおじいちゃんを見た時は、驚きのあまり息が止まりました。

 

不穏な雰囲気の商店街を抜けて、この辺りでは有名な丸千葉へ。

先ほどのお店とは打って変わって、明るく活気があり、素晴らしいお店でした。開店14時にすぐ人でいっぱいになるのも頷けます。

鯖の刺身や煮こごり、ちくわの磯部揚げ、そして熱燗。

 

今日もたくさん飲んでしまったな、と思いながら夕方に帰宅。

ベッドで少し横になろうと目を閉じて、気が付いたら朝が来ていました。

 

その朝、あっちゃんは買って来た箒を股に挟んで、魔女宅ごっこをしていました。

たぶんひとりでいるときは、いつもこんなことをして遊んでいるのでしょう。