久我山へ

Oくんの誕生日パーティへ。

 

久我山にある彼の自宅で、Oくんの友達、Oくんと同居しているパートナーの友達も招いて、Oくんが作ったカレーをごちそうになりながらの、楽しいホームパーティでした。

去年の彼の誕生日は、渋谷にあるクラブを貸切り盛大に行われました。

渋谷のクラブを貸し切って・・・と聞くとどうしても日に焼けた生産性の悪そうな若者が踊りながらハッパ吸ってそうな感じなのだけれど、Oくんの場合は80年代アイドル縛りのDJや、プロジェクターで映るダンスのゲーム(名前忘れた)をみんなで踊る、とかいう内容で、非常に暖かい感じ。

 

そしてそれらのパーティは、Oくんが自ら取り仕切っている。

誰かにお祝いしてもらうのではなく、自ら計画して友達を呼んで「一緒に楽しんでもらいましょう」というコンセプトらしい。ステキです。

自分もそうしたいけれど、そんなにたくさん友達がいるわけでもなく、もし来ない友達がいたら逆恨みしてツイッターで攻撃しそうなので出来ません。

 

その後、同じく久我山に住むあっちゃんの友達夫婦のご自宅に遊びに。

手作りの餃子をいただきながら、UNOで盛り上がったりして楽しかったです。

 

旦那さんは「じゃりん子チエ」がとても好きらしかったので、「アニメ映画の監督はジブリの方なんですよね、宮崎勤でしたっけ?」と言うと「それ駿・・・でも監督は高畑勲の方です」と言われました。知ったかぶりもいい加減にしないとダメですね。

Wくん食堂

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料理好きな友人のWくん、ツイッターで載せる手作り料理があんまりにもおいしそうなので、うちで作ってもらうことに。

具体的には決めていなくても、何かしら料理に携わる仕事がしたいと思っているWくん。じゃあどうせならその筋の方々に集まっていただき、お披露目会にしましょうということになり、あっちゃんが料理研究家や料理雑誌の編集長をお招きした。

Wくんには「かなりおいしいってハードル上げといたから。がんばってね・・・」といぢわるなメールを送っておいて。

 

それが効いたのかは不明だけれど、Wくんが用意した料理は全ておいしかった。

帆立とミル貝のマリネ、いちじくと茄子の胡麻ソース、マッシュルームといんげんのヨーグルトソース、豚肉とカリフラワーの蒸し煮、きのこペースト。

きのこペーストはまずサワークリームと一緒にバケットでいただき、残ったペーストはフリッジと絡めていただく。

 

それらを2時間くらいで、しかもひとんちの台所で作ってしまうなんて、すごいなあとただただ感心。

自分は料理は好きだけれど、とんでもなく手際が悪くて少ない品数の料理を長い時間かけてノロノロ作ってしまう。

しかも最近は料理をさぼっている為、先日バケットを切ったら指まで切ってしまい、さらにお酒をたくさん飲んでいたので血がぴゅーっと出てきてちょっとパニックに・・・。

料理の手際うんぬんより、まず酔っ払いながら刃物を持つところから改善するべきでしょうか。

クリスマスの思い出

クリスマスツリーが好きなので、毎年10月にはツリーを飾っている。

ただ今年はあっちゃんに「早すぎるからやめて」と言われたので、断念していますが・・・共同生活って妥協も必要ですね。

でも確かに、自分の友達ならともかく、あっちゃんの仕事関係者が来て10月に飾られたツリーを見たら「ちょっと頭のおかしい方なのかも」と思うかもしれません。

 

クリスマスには特別な思い出があります。

小学一年生の頃、地域の子供会でクリスマスイベントを行うことになり、プレゼントを持参することになりました。

それが「お金を使わない手作りのもの」という縛りだったので、当時工作が好きだった自分はミニチュアを作ることに。

 

かまぼこ板を水色にペイント、その脇に砂絵で使う緑色の砂を接着剤で付け、川辺を作る。

その川に切り取った割り箸と、爪楊枝と三角に切り取った白い布で作った帆を張り付け、いかだを作る。

小さないかだが川をゆっくりと渡るイメージ・・・時間があれば、帆に刺繍するのもいいな。

 

そんな風に思っていたのだけれど、当時自分は工作は好きではあったけれど、決して技量がある訳ではなく、さらにイベント一時間前から作業を始めるというとんでもない計画性の無さの為、まったく違ったものが出来上がりました。

 

まずかまぼこ板をインクペンで水色に適当に塗るけれど、緑色の砂が手に入らなかったので省く。

割り箸を切るのも意外と難しく、仕方なしに長さがばらばらの端材を張り付ける。

その上に爪楊枝を立てようとするも・・・どうすればいいのか分からず、諦めることに(これは成人になった今でも、どうすればいいのか不明)。

 

結局時間も無くなり、仕方なくそれを紙袋に入れてラッピングし、イベントに向かいました(そういえば袋に入れる際に、割り箸が何本か取れてしまったような)。

 

イベントではプレゼントは先に集められ、終了間際にランダムに手渡されることに。

会場では「わー!」「すごーい!」と言った歓声が響き、クリスマスらしい、とても賑やかな雰囲気に。

そしてそんな喜びの声の中、遠くから「何、これー!?」という悲痛な叫び声が聞こえてきました。

 

・・・ああ、きっと自分が作ったものを受取ってしまったに違いない。

 

すぐにそう悟り、「水色に塗られ、割り箸が張り付いたかまぼこ板」というシュールなものを受取った子供を思いました。

 

クリスマスプレゼントにかまぼこ板を受取る・・・そんな酷い仕打ちを受けたあの子供は、いまどうなっているのでしょうか?

幼少でこの世の不公平と不条理を同時に知ることになるなんて・・・元気でいてくれればと願うばかりです。

 

そんな自分があの時受け取ったプレゼントは、サンリオのかわいいトランプでした。

まさに海老で鯛を釣る・・・他人より得をすることに大きな喜びを覚えるようになったのは、あの瞬間からかもしれません。

旅行の事前打合せ

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ジム友達と湯西川温泉へ旅行に行くので、その前に集まって事前打合せをしましょう、と蕨の「まる好」に集まる。

「まる好」はおいしい魚をリーズナブルに味わえる、すばらしいお店。この日も刺身を予約しておき(予約しておくと、なぜか安くてすごい量で刺身が食べられる)、巨大エビフライなんかも注文し、たくさん食べて飲んだ。

 

温泉の事前打合せの前に、Fさんの最近遭遇したお店でのトラブルを聞く。

 

銀座のサルヴァトーレに息子さんと行ったときのこと。

ビュッフェの行われる土曜日のお昼、込み合う店内で小さな子供が走り回っていたそう。

お皿を持って料理を取る中、危ないな~親は何をしているんだろうと思って辺りを見てみると、親らしい若い女性が「待て~」と楽しそうに追いかけていたそうだ。

 

銀座のレストランで、若い親子が鬼ごっこをしている・・・?

 

埼玉在住のマナーに厳しいFさんにとっては、カジュアルであっても銀座のレストランで店内を走り回るなんて、境内でポケモンGOをするくらい非常識なものに感じたのかもしれません。

 

それでも席に戻り、いざ自分の食事をしようとしたとき、その子供がFさんのテーブルを横切ろうとし、体勢を崩してあらぬことかFさんの料理の上に手を付いてしまったらしい。

驚愕して親のほうを見るFさん、もっと驚いたことにその親はちょっと困った顔をして、首をすくめたらしい。

 

いわゆる、「テヘッ」っていうやつ。

 

謝りもせずに明らかに年下の女に「テヘッ」とされたFさん。もう我慢できんと思い立ち上がると、息子さんに「やめて!」と制止されたそう。

一度怒ると相手が泣いてしまうほど叱責するFさん(実際にゆず庵でそんなことが・・・)、息子さんもその辺りを危惧していたのでしょう。

 

結局何も言わず、子供に手を付かれた料理は片づけてもらい、新たに料理を取りに行ったとのこと。

まあ大人の対応といえばそうなんだろうけれど・・・でもきっと、「テヘッ」としながらペロリと舌なんて出されたら、ぶん殴っていたと思う。

 

たくさん飲んでそろそろ帰る頃、そういえば肝心の旅行の事前打合せを忘れていたことに気が付くけれど、「じゃあ9時に待ち合わせということで」と、それ自体は5秒で終わりました。

Kinky Boots

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キンキーブーツを観に行く。

 

原作の映画も面白かったし、作曲は大好きなシンディローパーだし、観に行きたいな・・・でもチケットは既に販売されていて、もう良い席は残っていなさそう・・・と諦めていたら、あっちゃんのお友達であるAさんが譲ってくれました。

 

Aさんはミュージカルが大好きで、以前にもAさん宅でお酒を飲みながら、劇団四季やら宝塚の話で盛り上がっていました。

その日もウィスキーをお土産にうちに遊びに来てくれて、ワインやら日本酒をたくさん飲みながら盛り上がっていると、キンキーブーツの話題に。

 

なんでキンキーブーツの話になったのかは酔っ払っていたので覚えていないけれど、たぶん自分が「観に行きたいなー」とか言ったら、Aさんが予約していた2枚のチケットのうちの1枚を譲ってくれたのだと思う。

 

私には千秋楽分があるから・・・と気前よく譲ってくれたけれど、そのチケットだって2階席の最前列センター、土曜日というかなりの良いチケット。予約も大変だったと思います。

そんな良いチケットを譲っていただけるなんて、本当にありがたいです・・・Aさんも結構飲んでいたので、酔いが覚めてから後悔していなかったか少し心配ですが。

 

良い席で観られたこともあり、キンキーブーツはとても楽しいミュージカルでした。

みんな歌もダンスもすばらしい(メインより、アンサンブルの方がうまかったかも?)。

でもなぜか、ローラの子役がびっくりするくらいへたくそでした・・・もっとましな子はいなかったんだろうか。

 

しかし帰り、ヒカリエから渋谷駅へ向かう連絡通路を歩いていると、その子役が別の子役と仲好さそうに歩いていて、とてもかわいかったです。

まだ小さいのに、アメリカから遠く離れた日本に来て舞台に立つなんて、彼らの思い出にはどんな風に残るんでしょうか?

「You Suck!」とか言わなくて本当に良かったです。

北区祭り

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花見シーズンにしか来たことが無い王子の浅香山公園、そこで行われていた、北区祭りへ。

 

まずはバザーへ。出展者が年配の方が多いせいか、渋い品揃いが多かった気がしました。誰が買うんだろう?と言うような年期の入った服やバッグ、小物たち・・・。

 

それでも昔まだ10代後半の頃、大阪・新世界のジャンジャン横丁にてルンペンがどこかから拾って来たものを勝手に広げて売り、それを違うルンペンが万引きしに来る、というこの世の果てのようなバザーを見たことがあるので、どんな品揃えでも幾分マシです。

 

たくさんの出展の中、一番印象に残ったのは派手な原色を組み合わせて編んだニットのお店。赤ちゃんや人形、ペットに着せるものみたいだったのだけれど、全部アクリルたわしに見えました。

 

バザーでは何も買わず、物産展へ。元気なおばちゃんたちが乾物やらを売りまくっていて、思わず梅干しを購入。

 

その後食べ物のお店で何か買おうとするも、お店の数が少なくどこも長蛇の列(なぜかケバブ屋が複数あり、大繁盛)。

比較的空いていたお店で、から揚げと焼きそばを買い、サワーを飲んで休み、その後「平澤かまぼこ」へ。

はじめて行ったのだけれど、おでんは薄味でもしっかりとだしが利いていて、どれもおいしく、そして安い。

ビールを飲み、日本酒も飲んで、がんもやはんぺんやら、たくさん食べました。

「すじ」と書かれていたので頼んだら、魚の筋をつみれにしたものでした。大阪出身者としては、すじは牛すじ肉だったのでカルチャーショックでした。

 

満足して帰宅。夕方から少し眠り目覚め、夜になってツイッターを見ていると、この日西川口の並木商店街でもイベントを行っていたことを知りました。

地元のイベントに参加せず、都内のイベントに行ってしまうなんて、川口市民としては裏切り行為かも・・・少し自責の念に駆られました。

北区と川口市なんて、世田谷辺りに住む都会人にとっては目クソ鼻クソに思われるかもしれませんが。

もみじ市へ

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もみじ市へ

手紙舎のイベント、東京蚤の市を含めると、もう何度通っているでしょう・・・。

昔に比べるとずいぶん規模も大きくなり、大勢の人が詰めかける有名オシャレイベントになってしまい「雨の中ベーグルを買う為にに1時間じっと待つ、ガッツのあるオリーブ女子が集まるイベント」みたいな感じで冷やかに見てしまうときもあったけれど。

 

やっぱり、訪れるととても楽しい。

 

この手のイベントに必ず訪れるメンバーというのがいて(全員男子)、彼らとイベントで買い物をした後、そのまま新宿に移動し明るいうちから飲む、というのが恒例になっている。

みんな食器や小さなものを購入しているのだけれど、自分の場合はなぜか大きいものを買うことが多く、それは例えば木製の古い踏み台や、昔の脱衣籠。踏み台はベッドサイドテーブルとして使い、脱衣籠は寝室に毛布やリネンを置く籠として置いている。

 

こういう大きなものを抱えて、新宿で飲み、時にはクラブに行くことも。

脱衣籠を片手にクラブで踊っていたときは、周りからドジョウすくいをしているのかと思われたかもしれません(それはザルか)。

 

ステンレスの買い物籠を買い、新宿を歩いていたときは、すれ違う人からモロ「スーパーの買い物籠持ってる」という顔で見られたし、バーに行ったら店子に「1,000円も払ったんですか?(そんなものに?)」と驚愕された時もあり、とても複雑な気持ちに。

 

それでも今回も、ちいさな戸棚を購入し、新宿へ。

軽くて抱きかかえられる程度だけれど、1メートル近くあるそれは、人ごみを歩くのにとても邪魔だったけれど、歩きスマホをしてぶつかりそうになるうっとうし女子にぶつけるのにとても重宝しました。次はもっと鋭利な物を購入したいです。